あけおめことよろ(新年の挨拶

今年もしっかりMtG出来ていければ良いかと思います。

さて早速ですが、タイトルの件について。
なにがあったのかと言うと、単純にアグロロームを組みました。
もともと憧れのデッキの一つであっただけに、いざまわしてみるとこれが楽しい楽しい。

しかし、別に自分がレガシーを「プレイする」だけならジャンクだけでも十分です。
ジャンクはレガシー参入した時の、それこそ、憧れでした。

当時はボブタルモレリカリーの三大パワークリーチャーに加え、
ソープロ名誉回復の強力な除去、
そしてヒムにシンクホールのハンデス、ランデスで相手を殴り倒す豪快なアーキタイプでした。
そのころに使っていたのはDeadguy Ale、そしてTeam Italia。
線の細さが気になるデッキを使っていたからこそ、余計に憧れが強かったと思います。
ジャブをかますだけでなく強烈なボディブローを撃ち込んでみたかったのです。

そして約1年前の2014/11/30、念願のジャンクを組み、翌年2015年のGP京都でジャンクを駆り賞金圏内に入ることが出来ました。
とても嬉しかったのと同時にTop8に入れなかったのが少し残念でしたね。

レガシーGPで、BMOで、神挑戦者で優勝してみたい。そんな思いを抱き始めたのはその時期からでした。
確かに勝ちたいという気持ちはありましたがレガシーを楽しくプレイしたいというのが基本的な考えでした。

でも、今年2016年はでかい大会でTop8に入賞するという明確な目標に掲げました。
要はレガシーを「プレイする」から、
レガシーで「勝つ」事に考えを切り変えたのです。
やっぱりこういった対戦ゲームをしているのですから、上位と言うテッペンを見てみたいですよね。

その目標達成の上でまず第一にジャンクをあきらめようと思いました。
ではどのデッキを使うか、というところで選択したのがアグロロームでした。

ここまで長々と取り留めのない話をしましたが、本題に
何故ジャンクをあきらめたのか?何故アグロロームなのか?



まずジャンクをあきらめた理由について
一言で言えば「奇跡に勝てない」からです。

今のレガシーは「奇跡」、「デルバー」、「ANTorSnT」の三つのアーキタイプがTire1に存在しているのは御存じだと思います(間違ってたらすいません許して下さい)。
このTire1に対し、ジャンクはデルバー系には比較的有利が取れ、
ANTorSnTには、メインは不利であるものの、サイド後に有利不利をひっくり返す可能性は十分にあります。

しかし、奇跡相手には相性は非常に悪いです。
と言うのもジャンクは勝ち手段が基本的に「クリーチャーで殴ってライフを0にする」しか存在しないからです。
こちらが如何にクリーチャーを展開しても終末で瓦解してしまいます。
かといって小出しにしていけばソープロやジェイスでうやむやにされてしまいます。

勿論完全に不利と言うわけではありません。
サイドから窒息やガドック、サリア等のヘイトベアーを採用すればいいのですが、それでもキツイです。

何より完全に盤面を制圧された後の奇跡とやり合うのは精神的に堪えられません。
こちらの首を真綿でゆっくり締めつけられていくのをただただじっと待つのみです。

レガシー上位入賞を目論むには、奇跡打倒は必須条件であるのに、
それを乗り越えられないのは致命的です。
奇跡相手に勝つにはジャンクでは力不足なのです。

では奇跡相手に十分戦える強度を持ち、デルバー、ANTorSntにも渡り合えるデッキは?と言うところで出て来たのがアグロロームでした。



次に何故アグロロームなのか?
いくつか理由がありますが、まずは「恒久的な妨害手段とアドバンテージ確保手段があるから」です。
言っちゃえば罰する火と壌土からの生命の存在です。

罰する火は燃え柳の木立ちと組み合わせることにより、
対戦相手のデルバーや死儀礼などの小粒なクリーチャー、そしてリリアナやジェイス等PWの存命を許さないばかりでなく、
ライフにプレッシャーを与えていくことが出来ます。
これ一枚が恒久的な妨害を提供してくれるだけでなく、「勝ち手段」になり得るのです。
奇跡相手が放つ終末で盤面をまっさらにされてもライフが詰められていたなら後は罰する火エンジンで倒せば良いのです。

壌土からの生命は不毛の大地やサイクリングランドを使いまわしたり、
ヴェールのリリアナのハンデス先を提供してくれたり、
森の知恵で見たトップを意図的に墓地に落とすことが出来たり、
それはもう多種多様な使い方の出来るカードです。
壌土からの生命は上手く使えば膨大なアドバンテージを確保出来ます。

上記の2枚はアグロロームだけでなく、ジャンドや土地単でも使われています。
むしろジャンドや土地単の方が目立つと思います。



では何故ジャンドや土地単ではなく、アグロロームなのか。
そこで2つ目の理由が「ANTorSnTを相手に出来るだけのメインボード、サイドボードを用意出来るから」です。

これはあくまで主観ですが、ジャンドや土地単はフェアデッキに対しては強いものの、アンフェアなデッキ相手には不利なのではないでしょうか?
ジャンドはハンデスやリリアナ位しか対抗手段が無く、
土地単はメインにKarakasがあるもののサイドには抵抗の宝球や、自分の首を絞めかねない虚空の杯です。

それに対してアグロロームはメインにKarakas、虚空の杯、リリアナ、ガドック(とそれを持って来られるゼニス)があり、
サイドボードには、ANTにはエーテル宣誓会の法学者、SnTには封じ込める僧侶、
そして両者に刺さる守護者サリア。
これらを盤面に展開することで相手のデッキを機能不全に陥らせることが出来ます。



ここまで色々書きましたが、アグロロームでそこまでやるくらいなら自分が奇跡やデルバーやコンボデッキ使う側に立てばいいじゃんと言う根本的な問いが出てくると思いますが、
これは「闇の腹心を使ったコントロールデッキを扱いたいから」です。
完全に趣味嗜好です。
ボブでトップをめくりたいのです。
ボブ死は御褒美ですが、FoWを捲るのはやはりつらいです。
だからアグロロームなのです。
メインに0マナが34枚も入ってるのでボブ死の危険性は低いことでしょう。

何だかんだ情です。でも、好きなカードで勝つってきっと面白いと思うんです。



結局長々となってしまいましたが、タイトルについての自分の考えは書けたと思います。
勿論間違ってる考え方があると思います。
独りよがりの理論で書いた、実験、検証、考察が足りない文章であることも重々承知です。
しかし、今自分が何を考えているのかを文章にしておきたかったのです。

もし何か意見がございましたら是非コメントしてください。

最後までありがとうございます。

コメント

AKKA
2016年1月15日1:06

アグロロームをフォイル化しますって所までは読んだ^^

Nao@ヴァンプくん
2016年1月15日4:27

>AKKAさん
(書いて)ないです

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