カバレージ修行記 その3
2011年12月23日 TCG全般 コメント (6)2011/12/19 月曜晴れる屋レガシー、前半の部、全勝決定戦
ばいゆーVs.遺伝アルゴリズム
今回から名前を出すことにいたします。前回のカバレージでも、デッキ名で見ると違和感が感じるため、両者の許可を頂いてネームを出すことにいたしました。
さて、今回のマッチの説明。
ばいゆーは平日コンボ兄貴の一角。青赤ショーテルを使うことで有名で、筆者もコテンパンにやられた覚えがある。
最近は青赤バーン、マーデリック等のテンポデッキを使うことが多くなってるが、はたしてどんなデッキで出ているのか。
対する遺伝アルゴリズムは独自のチューンで調製したエルフデッキを使用。もし相手が青赤バーン系統だったら、このマッチアップはかなり不利に見える。
G1
両者マリガン無しのスタート。先行はエルフを駆る遺伝アルゴリズムから。
新緑の地下墓地から森をセット。そしてFyndhorn Elvesと順調な滑りだし。
返し、ばいゆーはTundraから思案を打ってターンを終える。
遺伝アルゴリズムはさらに展開しようと、緑の太陽の頂点をキャストするも、ばいゆーは目くらましでテンポを取っていく。
さらにばいゆーは返ってきたターンにVolcanic Islandから渋面の溶岩使いをキャスト。これには遺伝アルゴリズムも苦笑いする。
「少し考えます」
小考した後、遺伝アルゴリズムはFyndhorn Elves、緑の太陽の頂点→ワイアウッドの共生虫とたたみかけ、相手の除去スピードより早く展開しようと試みる。
しかしばいゆーはこれに対し、渋面の溶岩使いと四肢切断で落ちついて対処する。
その後もばいゆーは渋面の溶岩使いと赤の優良火力で相手のエルフを一掃し、遺伝アルゴリズムは完全に動きを止められる。
ばいゆーは好機とみて、渋面の溶岩使いをアタックさせる。
秘密を掘り下げるものをキャストし、盤面はばいゆーへと傾く。
変身した昆虫の逸脱者と火力の前に遺伝アルゴリズムはなすすべもなく投了。
G2
再び先手の遺伝アルゴリズム。新緑の地下墓地から森、そしてFyndhorn Elvesを先程のゲームと全く同じ1ターン目を迎える。
対するばいゆーは思案をキャストするも、トップが弱いのか、即シャッフルしターンを終える。
返し遺伝アルゴリズムのターン。ここで攻めに行く。森をセットし、唱えたのは垣間見る自然。エルフデッキのキーカードの一つだ。
これが通りイラクサの歩哨、遺産のドルイドと展開するもここでストップ。しかし得たアドは十分に見える。
一気に展開されたばいゆーはボードの立て直しを図るため、Chain Lightningで遺産のドルイドを除去。
だが遺伝アルゴリズムはとまらない。森をセットし、目くらましをケアしてからの緑の太陽の頂点(X=1)をキャスト。
さすがにそのまま通すのはまずいということか、ばいゆーは沸騰する小湖からVolcanic Islandを持ってきて渦まく知識を唱え、対抗策を探しにいくもこれが見つからない。
緑の太陽の頂点が通り、出て来たのはワイアウッドの共生虫。さらにティタニアの僧侶が追加されペースは一気に遺伝アルゴリズムが持っていく。
しかしばいゆーもこのまま黙っているわけにはいかない。渦まく知識を唱えて再度手札を調整したのち、先程は大活躍した渋面の溶岩使いを場に送り出す。
さらに遺伝アルゴリズムのドローステップに、ばいゆーは外科的摘出で垣間見る自然を取り除き、相手の爆発的な展開を防ぐ。
だがそんなことは関係ない。そう言わんばかりに遺伝アルゴリズムが唱えたのは、召喚の調べ(X=3)。
持ってきたのは虎の子、鏡の生体。
ばいゆーはこれを渋面の溶岩使いをともみ消しで除去するも、緑の太陽の頂点からやってきた背教の主導者、エズーリとそれが率いるクリーチャーの前に投了せざるを得なかった。
G3
序盤、ばいゆーは思案×2からの渋面の溶岩使い。対する遺伝アルゴリズムはFyndhorn Elves、エルフの幻想家とお互い積極的に動く。
しかし遺伝アルゴリズムのFyndhorn Elvesが渋面の溶岩使いに焼き殺され、場にはマナを出さないエルフの幻想家のみ。
垣間見る自然をキャストするも、勿論ばいゆーが許すまいとForce of Willでカウンターし、さらに外科的摘出で再び垣間見る自然が抜かれ苦しい展開。
だが苦しいのはばいゆーも同じだった。クリーチャーが渋面の溶岩使いのみで、尚且つ土地は2枚しかない。
エルフの幻想家を渋面の溶岩使いが焼き、ばいゆーが三枚目の土地を手に入れた返しのターン。
ガイアの揺籃の地をセットした遺伝アルゴリズムが唱えたのは何と漁る軟泥。筆者は良くZoo、緑白マーベリックで見かけるのだが、エルフで見たのはこれが初めてだった。
漁る軟泥の能力起動に合わせ、ばいゆーは四肢切断をキャスト。
この時最大5/5までしか行かない漁る軟泥を、遺伝アルゴリズムは限界まで起動させてライフを得る。
その後のターン、遺伝アルゴリズムは緑の太陽の頂点を唱えて2体目の漁る軟泥を場に送り出す。
能力を起動し、漁る軟泥は6/6まで成長するも、二度目の四肢切断と渋面の溶岩使いによりまたしても墓地送りされてしまう。
だが苦しいのは遺伝アルゴリズムではなく、ばいゆーの方だった。二度の四肢切断に加えてエルフの幻想家の攻撃があったせいで残りライフは4。
しかし攻めなければならないのも事実。三枚目の土地――霧深い雨林を起動しライフをギリギリまで削り、秘密を掘り下げるものをキャスト。仕掛けに出る。
一方遺伝アルゴリズムもこの機を見逃すまいとクウィリーオンのレインジャー、背教の指導者、エズーリとたたみかける。
渦まく知識の恩恵により変身した昆虫の逸脱者のおかげで3点クロックを得る。
さらにもう一体昆虫の逸脱者を加え、もみ消しと渋面の溶岩使いで相手の場を捌き、ライフをギリギリのところで保つ。
しかしそこは展開力の高いエルフを駆る遺伝アルゴリズム。
遺産のドルイド、ティタニアの僧侶、ワイアウッドの共生虫と展開を止めず相手にプレッシャーを与え続け、最後は全員アタックでばいゆーのライフを削り取った。
全勝は、遺伝アルゴリズム。
ばいゆーVs.遺伝アルゴリズム
今回から名前を出すことにいたします。前回のカバレージでも、デッキ名で見ると違和感が感じるため、両者の許可を頂いてネームを出すことにいたしました。
さて、今回のマッチの説明。
ばいゆーは平日コンボ兄貴の一角。青赤ショーテルを使うことで有名で、筆者もコテンパンにやられた覚えがある。
最近は青赤バーン、マーデリック等のテンポデッキを使うことが多くなってるが、はたしてどんなデッキで出ているのか。
対する遺伝アルゴリズムは独自のチューンで調製したエルフデッキを使用。もし相手が青赤バーン系統だったら、このマッチアップはかなり不利に見える。
G1
両者マリガン無しのスタート。先行はエルフを駆る遺伝アルゴリズムから。
新緑の地下墓地から森をセット。そしてFyndhorn Elvesと順調な滑りだし。
返し、ばいゆーはTundraから思案を打ってターンを終える。
遺伝アルゴリズムはさらに展開しようと、緑の太陽の頂点をキャストするも、ばいゆーは目くらましでテンポを取っていく。
さらにばいゆーは返ってきたターンにVolcanic Islandから渋面の溶岩使いをキャスト。これには遺伝アルゴリズムも苦笑いする。
「少し考えます」
小考した後、遺伝アルゴリズムはFyndhorn Elves、緑の太陽の頂点→ワイアウッドの共生虫とたたみかけ、相手の除去スピードより早く展開しようと試みる。
しかしばいゆーはこれに対し、渋面の溶岩使いと四肢切断で落ちついて対処する。
その後もばいゆーは渋面の溶岩使いと赤の優良火力で相手のエルフを一掃し、遺伝アルゴリズムは完全に動きを止められる。
ばいゆーは好機とみて、渋面の溶岩使いをアタックさせる。
秘密を掘り下げるものをキャストし、盤面はばいゆーへと傾く。
変身した昆虫の逸脱者と火力の前に遺伝アルゴリズムはなすすべもなく投了。
G2
再び先手の遺伝アルゴリズム。新緑の地下墓地から森、そしてFyndhorn Elvesを先程のゲームと全く同じ1ターン目を迎える。
対するばいゆーは思案をキャストするも、トップが弱いのか、即シャッフルしターンを終える。
返し遺伝アルゴリズムのターン。ここで攻めに行く。森をセットし、唱えたのは垣間見る自然。エルフデッキのキーカードの一つだ。
これが通りイラクサの歩哨、遺産のドルイドと展開するもここでストップ。しかし得たアドは十分に見える。
一気に展開されたばいゆーはボードの立て直しを図るため、Chain Lightningで遺産のドルイドを除去。
だが遺伝アルゴリズムはとまらない。森をセットし、目くらましをケアしてからの緑の太陽の頂点(X=1)をキャスト。
さすがにそのまま通すのはまずいということか、ばいゆーは沸騰する小湖からVolcanic Islandを持ってきて渦まく知識を唱え、対抗策を探しにいくもこれが見つからない。
緑の太陽の頂点が通り、出て来たのはワイアウッドの共生虫。さらにティタニアの僧侶が追加されペースは一気に遺伝アルゴリズムが持っていく。
しかしばいゆーもこのまま黙っているわけにはいかない。渦まく知識を唱えて再度手札を調整したのち、先程は大活躍した渋面の溶岩使いを場に送り出す。
さらに遺伝アルゴリズムのドローステップに、ばいゆーは外科的摘出で垣間見る自然を取り除き、相手の爆発的な展開を防ぐ。
だがそんなことは関係ない。そう言わんばかりに遺伝アルゴリズムが唱えたのは、召喚の調べ(X=3)。
持ってきたのは虎の子、鏡の生体。
ばいゆーはこれを渋面の溶岩使いをともみ消しで除去するも、緑の太陽の頂点からやってきた背教の主導者、エズーリとそれが率いるクリーチャーの前に投了せざるを得なかった。
G3
序盤、ばいゆーは思案×2からの渋面の溶岩使い。対する遺伝アルゴリズムはFyndhorn Elves、エルフの幻想家とお互い積極的に動く。
しかし遺伝アルゴリズムのFyndhorn Elvesが渋面の溶岩使いに焼き殺され、場にはマナを出さないエルフの幻想家のみ。
垣間見る自然をキャストするも、勿論ばいゆーが許すまいとForce of Willでカウンターし、さらに外科的摘出で再び垣間見る自然が抜かれ苦しい展開。
だが苦しいのはばいゆーも同じだった。クリーチャーが渋面の溶岩使いのみで、尚且つ土地は2枚しかない。
エルフの幻想家を渋面の溶岩使いが焼き、ばいゆーが三枚目の土地を手に入れた返しのターン。
ガイアの揺籃の地をセットした遺伝アルゴリズムが唱えたのは何と漁る軟泥。筆者は良くZoo、緑白マーベリックで見かけるのだが、エルフで見たのはこれが初めてだった。
漁る軟泥の能力起動に合わせ、ばいゆーは四肢切断をキャスト。
この時最大5/5までしか行かない漁る軟泥を、遺伝アルゴリズムは限界まで起動させてライフを得る。
その後のターン、遺伝アルゴリズムは緑の太陽の頂点を唱えて2体目の漁る軟泥を場に送り出す。
能力を起動し、漁る軟泥は6/6まで成長するも、二度目の四肢切断と渋面の溶岩使いによりまたしても墓地送りされてしまう。
だが苦しいのは遺伝アルゴリズムではなく、ばいゆーの方だった。二度の四肢切断に加えてエルフの幻想家の攻撃があったせいで残りライフは4。
しかし攻めなければならないのも事実。三枚目の土地――霧深い雨林を起動しライフをギリギリまで削り、秘密を掘り下げるものをキャスト。仕掛けに出る。
一方遺伝アルゴリズムもこの機を見逃すまいとクウィリーオンのレインジャー、背教の指導者、エズーリとたたみかける。
渦まく知識の恩恵により変身した昆虫の逸脱者のおかげで3点クロックを得る。
さらにもう一体昆虫の逸脱者を加え、もみ消しと渋面の溶岩使いで相手の場を捌き、ライフをギリギリのところで保つ。
しかしそこは展開力の高いエルフを駆る遺伝アルゴリズム。
遺産のドルイド、ティタニアの僧侶、ワイアウッドの共生虫と展開を止めず相手にプレッシャーを与え続け、最後は全員アタックでばいゆーのライフを削り取った。
全勝は、遺伝アルゴリズム。
コメント
スーサイドvsチームアメリカはお蔵入りですかね(^ω^)
当分は全勝決定戦のみ書いていく予定なのですが、あの試合はお蔵入りにするにはもったいないので、いつか書きますw
別に書いても良かったんですぜ……?
他人の視点から自分の試合内容を読むのは、すごく勉強になりますw
参考になるなら幸いです。