自分の考えるチタリアを少しここで述べようかと。

【全体のコンセプト】

白黒Deadguy Aleを土台とし、パワーを求めた形をRocks、もしくはDeadguy Evaと言うのならば、Team Italiaはより一層の小器用さを追求した形だと思う。白黒赤にタルモや聖遺等の手軽なパワーカードは無いと言っても過言ではない。

ではTeam Italiaを使う意義は何なのか? それは今述べた、小器用さにある。

基本的にやることはDeadguy Aleとあまり変わらない。ハンデスや除去で相手のアドを積極的に奪い、こちらはボブや石鍛冶で着実にアドを取っていく。

違うのは赤をタッチしたことによる火力の追加、そしてサイドのREBの追加である。

まず火力の追加であるが、主に入るとすれば、稲妻、そして渋面の溶岩使いである。これらの役割は一マナ、二マナ域のクリーチャーの除去である。

白黒の場合、バント等のマナクリーチャーに除去を打つのはその後に出てくる聖遺、タルモのことを考えると打ちづらい。そして白緑Maverickで出てくるルーンの母は除去必至のためしぶしぶソープロを使い、その後の展開で苦しい思いをすることが度々あった。そして何よりも除去の枚数が足りないということになりがちだった。仮に追加で黒の除去を積んだとしても余計な時に来たりと調整が難しいというのも一因だろう。

稲妻や渋面なら気兼ねなくマナクリや母等に打つことが出来、対象がいないなら、プレイヤーに打ち込むことが出来る。特に渋面は石鍛冶デッキへの回答の一つとなっているので、メタにあってると思われる。

次にサイドへのREBの追加だが、これはとても大きい。カウンターでこちらの手を妨害し、かの青い悪魔を使ってくる青系デッキ全般には大きな武器であることは言うまでもないでしょう。しかも禁止改訂により、精神的つまづきが無くなったことにより、REBの重要性はさらに向上したと言えるだろう。

赤の恩恵により、Team ItaliaはDeadguy Aleより小器用に動けるデッキとなった。しかし依然としてパワー不足に陥っているのは言うまでもない。ではそのパワー不足をどのように捉えてTeam Italiaを構築すればいいのか。

次回は例を上げて構築のアプローチについて話そうと思う。



……はたしてしっかり書けているかとても不安である。

コメント

poporon (fumi)
2011年10月5日1:10

デッキをいじってると、時々見失いそうになるデッキのコンセプト。それをどうとらえているか書きだしてみるのはとても有効そうですね。
おもしろかったです。次も楽しみにしてます。

僭越ながら、リンクさせていただきました。

Nao@ヴァンプくん
2011年10月5日1:18

>poporonさん

拙い文ですが、参考になれば幸いです。相互させていただきました。

なべKII
2011年10月5日1:31

今までよりも大分まともな事に着眼してると思うよ~

Nao@ヴァンプくん
2011年10月5日7:12

>KIIさん

そう言って頂けるとありがたいです。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索